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滅多に捨てない私でさえも、ごく稀には決別せざるを得ない場合がある。尊厳を著しく傷付けられた時などがそれで、大抵のことなら意に返さない私でも滅多に無いが幻滅することはあるのだ。そしてもう二度と元通りになることは無い。時が経てば諍いを起こした相手と寄りを戻すと言う話は別段珍しいことでは無いが、私は全く無理である。怒りとはちょっと違う感覚、先にも書いたように幻滅なのだ。表面上は取り繕っても過去に経験した深手が事あるごとに思い出され、もうトラブル以前のような目で相手を見ることは不可能である。これだけは幼い頃も今も決して変わることが無い。
過去を消し去ることは出来無い。だがしかしそれは心の持ち様一つで無限大に遠ざけることは出来る。しっかり自分を見つめ、足元を確かめて今自分に出来る最大限のパフォーマンスを心掛ける。一つの躓きをバネにその後の成長を確認しながら着実に進むこと。やがて自分の中に確固たる信念が出来上がった時、辛い過去を笑い話に出来る余裕が生まれるはずだ。後戻りは出来無いが、別れた相手が凡百の一人に等しくなった時、その時私の受けたダメージは成長するために天がくれた課題と好機であったことを理解出来るのであろう。
今はまだ痛みが残っていても、いずれ風化し、次のステップを踏む上の土台となってくれる。剥がされ、放置されたアスファルトがやがて粉砕され、道路に敷かれる真新しいアスファルトヘと生まれ変わるように。

A Song For Japan

日々の創作日記とお気に入りの音楽など。日常と非日常を行き来する奇妙な世界をお楽しみ下さい。

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