Reflexion

幼い頃、自宅にあった鏡台の鏡を利用して想像の世界を楽しんでいた記憶を思い出している。折りたたまれた3枚の鏡を映し合うことで永遠に続く被写体の群れを作り出してみたり、様々な角度に見る対象物を一度に再現してみたり、その興味は無限大に広がる楽しみだった。女性にはお洒落をするために重要なアイテムだった鏡台も、子供にとっては日常の中の非日常を体験するための格好の除き穴だった。そして私は今でも『覗く』ことが大好きだ。未知の世界を垣間見ることが出来る『覗く』と言う行為。思えばこの日記ですら初回から今回に至るまで一つの共通項として受け継ぎ続けているテーマが『覗き見る』ことであった。写真や絵をを合成して鏡や反射をイメージする。ありのままに撮ったものとはまた違った予想外の美しさに出会えることも魅力の一つだ。鏡にしろガラス窓にしろ合成写真にしろ、自分が描いた日常に別の見方を与えてくれる反射の効果はもの作りをする上で大変参考になる。この日の桔梗は特別に綺麗だった。

A Song For Japan

日々の創作日記とお気に入りの音楽など。日常と非日常を行き来する『北村工女』の奇妙な世界をお楽しみ下さい。

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